金融車両とは
2013.07.08
金融車両とは、名義変更できない車のことです
普通、車を購入すると名義変更をします。
所有者の譲渡証明と印鑑証明、それに委任状の3点の書類が必要です。
車をローンを使って購入する場合、所有者は融資をして金融機関で使用者が債務者という形式をとります。
所有権は言わば、担保という意味合いもあるのです。
しかしその3点書類がそろわないため名義変更できないのです。
名義変更できない車を総称して金融車両と呼んでいます。
しかし、金融車両専門の販売店では、名義変更可能とか、書類3点ありますとか、但し書きにありますが、これはローン会社などが担保権の行使、つまり返済が滞った車を所有者であるローン会社が処分して、その代金を返済に充てるのです。
その場合ローン会社が所有者なので、書類の3点セットがあるのです。
担保権を行使して市場に流れた車を金融流れと言っている場合もあるのです。
金融車は、ローン会社の同意を得て売却してるわけではないので、所有者である金融機関から書類がもらえないのです。