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金融車 注意

2013.06.29

金融車で必要な注意



金融車という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。


訳ありの中古自動車を指す言葉ですが車体価値に比べ、価格が安いことで知られています。


いわゆる債務の担保にされた自動車で、返済が滞り取り上げられ、処分された担保流れの車であることが低価格の理由です。


所有者の承諾を取得していなかったり、譲渡に必要な印鑑証明などの書類が取得できないことから、名義変更が事実上不可能というケースが多々あります。


正規のナンバープレートがあり、かつ車検証が存在すれば、有効期間内の走行は違法ではありません。


景気低迷を反映して、このような金融車は数多く存在しています。


他者名義の自動車で走行することに抵抗がなければ、選択も自由である一方、任意保険に加入が出来なかったり、所有して15日以内に登録が必要だというルールを無視しているところから、検問などにかかれば厳しく対処されることもあり、注意が必要です。


所有者が行方知れずになっていたり、債務担保などの一般的問題が背景にあるだけなら、弁護士などに相談すれば所有権を移すのはそれ程難しくはありません。

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