金融車 3点
2013.06.15
金融車は乗り捨て覚悟のお買い得車金融車とは借金のカタに取られた車のことを言います。
委任状・譲渡証・印鑑証明書を添えて、借金の代わりに差し出す車のことを金融車と言うのです。
当然ですが、車購入のためにローンを組んでいるので、車の名義人は信販会社やディーラーになっています。
車の残債を払わない限り、対象車の名義変更の権利は発生しません。
車検証上の名義人は残債が残っている車の名義変更に応じる訳もなく、通常は名義変更が出来ない車の代名詞になっています。
しかし、売買は自由で、車庫証明も必要ありません。
また、金融車で残債が残っている車でも購入者に残債支払いの義務は発生しません。
そういうこともあって人気のある訳あり車として広く知られるようになりました。
価格は通常価格の半値以下がお決まり相場で高級車に人気が集中しています。
名義変更ができないことから、出所を証明する書類として、前述の委任状・譲渡証・印鑑証明書は必須の書類となります。
これを失くしてしまえば、所有権を主張できなくなります。
また売却する時も盗難車や詐欺被害車でないことも証明できません。
この3点セットだけは決して失くさないように注意が必要です。
それさえ気を付ければ乗り捨て覚悟のお買い得車となるでしょう。